
気温も暖かくなってもうすぐ夏がやってきますね。
夏といえば海やプールに行く方も多いと思います。でもあなたのお子さんは水が好きですか?ちゃんと顔を水につけて、泳ぐことができますか?
私の娘は残念ながら、去年の夏の段階では顔を洗うことも大嫌いな水嫌い娘でした。
でも今では顔を水につけて、ぷかーっと5秒間けのび(プールの壁をキックしてもぐったまま前に進むこと)をすることができるようになりました。
今回はうちの娘が、水を克服してけのびをできるようになるまでの過程と、私の苦難を紹介してみたいと思います。
最初は友達と一緒にスイミングに入れてみた
娘が年少の時に、親として水を好きになってもらいたいという思いから、仲良しの友達が通うスイミングスクールに通わせてみることにしました。
最初のうちは友達もいて楽しいようでしたが、やっぱり根本的に水は嫌いなようで、スイミングの時間になると大泣きして拒否するようになりました。そこで強制的に続けるのも一つの方法だとは思ったのですが、ギャン泣きして
「本当にもうやりたくない!!!」
と訴える娘に強制的にスイミングをさせるのも酷な気がして、1ヶ月でやめることとなりました。
この敗因は
本人の意欲がなかった
と言えると思います。
みなさんも子ども自身が「泳げるようになりたい!」と思わない限り、スイミングをやらせても水嫌いな子は決して泳げるようにはならないと思ったほうがいいでしょう。
きっかけは夏のプール遊び
この記事にも書いてあるのですが、
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娘は保育園でプール遊びをした際に、友達が顔を水につけたり、泳いでいるのをみて
「私も泳げるようになってみたい」
と言い出しました。
周りの子が出来て自分だけが出来ないのが嫌だったようです。女の子の場合はこのように友達とのマネっ子や比較をすることが特徴的なので、もし友達とプールなどに行く機会があったらある意味やる気にさせるチャンスかもしれません。
スイミングは短期スクールから始めてみた
夏休みの時期はほとんどのスイミングスクールが1週間前後の夏期講習や短期スクールなどを実施します。
これも時期的には適当で娘の要望やレベルにもあっており、なおかつ「一週間」という期限付きだったのも娘のやる気に火をつけたようです。
ずっと続けなければいけない先が見えない状態だと不安になってしまうと思いますが一週間なら
「私にもできるかも」
と思ってもらえることも多く、ぜひ水嫌いなお子さんにチャレンジしてほしいタイミングだと思います。
またスクール自体も娘のように水嫌いな子の体験を想定してレベル分けをしているようなので、同じような水嫌いな子供が一緒に頑張る姿をみて自分を頑張ろうという雰囲気が作れるのかもしれません。
短期スクールからそのまま入会することにした結果
その短期スクールで顔を水につけられるようになったことが嬉しくて、そのテンションのまま、うまく娘をスイミングスクールに入会させることに成功しました。
「このまま頑張ればお友達みたいい泳げるようになるよ!この先生なら〇〇も頑張れるんじゃない?」
など説得をかなりしましたが(笑)
その結果、今では5秒間潜ってけのびで前に進めるようになりました。
一度スイミングスクールに入ってしまえば先生たちが上手にすすめてくれるので、娘も楽しみながら続けられました。
毎週一緒になる友達もできることで、続ける動機づけにもなったように思います。
ですので、子供が水嫌いな場合にはこのスイミングスクールに通いたい!!!と思わせるようにすることが、一つのハードルなのではないかと思います。
水嫌いな子を泳げるようにするコツ
娘の経験から言えることは
- 子供が泳げるようになりたいと思うキッカケを見逃さない
- 子供のキッカケに合わせて、レベルに合った短期講習を狙う(夏休みはおすすめ)
- できるようになったことを褒めて、そのまま続けられるよう促していく
やっぱり夏の授業やプール遊びでの、自分が水が嫌いという認識を持ったときが重要なポイントだと思います。
そこでどう親が関わっていくかで、子供の水嫌いが克服できるかどうかが変わると言っても過言ではありません。
もうすぐ夏がやってきます。ぜひ子供の水嫌いを克服させたい場合には、そのタイミングに合った関わりをしてあげるようにしましょう。