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ワーママは時間がない!お金をかけずに楽になるための時短裏技

ワーママの皆さんお疲れ様です。毎日子育てに仕事に家事に追われて本当に大変ですよね。

私は1日が30時間あっても足りないと本気で思います。

あと6時間くれるなら寝る時間と自分が自由に使える時間に充てたいなぁなんて思いますが、子供が常に一緒にいる時期はそんなの到底無理ですよね・・・

そんな一分一秒でも惜しいワーママのみなさんに、今回はお金をかけずに楽が出来ちゃう時短のための方法を紹介していきたいと思います。

ちなみにこれらは私が育児歴7年の中で培ってきた実績ある方法ではありますが、実行するためにはお金がかからない分、勇気やる気が重要です。そのことを理解した上で参考にしてみて下さい。

子供にお手伝いをさせる

あなたは子供にどれだけお手伝いをさせていますか?子供のお手伝いは「子供の為だけ」のものではありません。

子供がお手伝いで出来ることが増えると、その分自分の家事などの負担がぐっと楽になるという理屈です。ぶっちゃけ、うちの子達は旦那よりも料理が出来るのでよっぽど役に立つという本音も(笑)

ちなみにうちの娘が包丁を持ったのは3歳の時。

おばあちゃんが「孫のために」と名前入りの包丁を買ってくれて、それから料理の時は積極的にお手伝いをしてくれるようになりました。最初は危なっかしくて、「もうしないで!」と思ったこともありますが、結局それってこどものやる気をそぐことになってしまうし、自分もイライラしたり子供のやったことを修正する二度手間でストレスになってしまうんですよね・・・

お手伝いで教えることの方が面倒だし、時間はかかるし大変。このようにお手伝いをさせることのデメリットは最初の手間と時間と根気がいることなんです。

確かに最初は子供のペースに合わせて、叱ることなく丁寧に教えてあげることが大切です。

時間がないワーママがこのようなことをするのはあり得ないと思うかもしれませんが、この最初の基礎がしっかり身に着けることができれば、後々こどものお手伝いの芽が育って、自分の負担をぐっと減らしてくれる家事のパートナーになってくれるんです。

このように表現すると、ママが子供に家事を強制させているような雰囲気もあるかもしれませんが、私は決して「〇〇しなさい」という強制はしていません。(むしろ静かにテレビを見てくれていた方が楽な時もあるw)

子供の気分を見ながら、「今日カレー作るけど作る?」とか「ご飯研ぐけどお願いしてもいい?」という伝え方だけをして、子供が納得した時にだけお手伝いを頼むようにしています。

最近ではお米は1人で遂げるようになり、ゆで卵の殻むきや、キュウリなどの切りやすい野菜を包丁で切るなどのお手伝いは一人でできるようになりました。

だんだん子供自身もできるようになってくると嬉しいようで、

「私1人でやるからママはそっちにいていいよ」

なんて言ってくれるので、その分自分の負担が減り、他の家事に手を回すこともできるようになりました。このようにお手伝いをさせることで、結果的に時短に繋がってくるのです。

子供の事を気にしない

あなたは子供がしていることを逐一気にしすぎてはいませんか?

宿題や勉強をせずにずっとタブレットやゲームをしている子供を見てイライラしたり、遊びっぱなしで片付けない状態を見てイライラすること、本当にありすぎて困りますよね・・・

私もこのような状態になるとキレそうになるのですが、以前の私はあまりにキレすぎて、ある時ふと悟りを開いたことがあるんです。

この怒っている時間も勿体ないし、子供も私にとってもきっとメリットはない気がする

怒っても子供はタブレットやゲームをやめないし、片付けもしないならもう注意をするのもやめた!

このように怒ること、子供の行動に注目することを辞めたんです。

私はここ最近、「自己肯定感を高める子育て」やNHKでやっている「テレビ寺子屋」という子育ての情報番組を見て、「あえて子供を放置させる」という方法もあるということを知りました。

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やろうと思っていることや正しいことを指摘されると誰でも反論したくなる

あなたもいつかやろうと心の中で思っている家事などを旦那さんから

「お前いつやるんだよ、全くやる気ないなぁ」

「早く掃除しろよ」

なんて言われるとイライラするわ、ストレス溜まるわ、ケンカになるわで嫌になってしまうことありますよね。

そんなことわかってるし、自分のペースでやろうと思ってる

子供も同じなんです。

そしてママが子供に行動を指示することは出来ても、感情や意志をコントロールすることは絶対に不可能なのです。

ある程度年齢小学生ぐらいの年齢になれば自分がやらなければいけないことも分かっているし、それを後でやろうと思ってしまっている後ろめたさのようなものもしっかり理解しているんです。

そこでママがさらにキレたり叱ったりして追い打ちをかけてしまっては、子どもの自己肯定感は育たなくなってしまうという悪影響があるので注意しましょう。

子供を信頼して、何も言わず「見守る」ことも大切

都合のいい話に聞こえますが、私は自分の子供に対し方いい意味で放置をするという方法を選んでいます。

もちろんそれで全てが行く訳ではありません。結果的に片付かずに、私も含めてみんなで片付けなければいけないこともたくさんあります。

でも10あるうちの1割だけ、子供が自主的に片付けてくれることもあるんです。

できないことは当たり前だけれど、そのわずかだけどもできたことを認めてあげるっていうことが私の子どもに対する関わりの中でとても重要なことだと思っています。

こうやって子どもの行動を肯定しながら、自分もストレスを抱え込まずに過ごしていくことがお互いにイライラする時間も少なくなり、結果的に「楽する」ことにがるつながると感じています。

何より心が穏やかに過ごせることが、ママが一番求めているものではないでしょうか?

兄弟喧嘩の仲裁をしない

これも先程の自己肯定感を育てることと繋がってくるのですが、どうしても兄弟がいると「一日のうちに何回喧嘩するんだよ!」と思うほど喧嘩ばかりをしていますよね。

そしてそのケンカにママが1度口出しをすると、それぞれの言い分があって、ママは誰を支持して誰を注意すればいいのかわからなくなってしまう経験は誰にでもあるかと思います。

確かに子供の声に耳を傾けることは重要ですが、子どもは子どもだけの社会の中で自分の役割や生き方を学んでいきます。

ケンカを時には理不尽なことで怒ったり、文句を言われたり、ヒステリーを起こしたり、悲しくで塞ぎ込んでしまう子供もいます。

そんな時は親としてフォローをしながらも、

  • どのようにすれば次はうまくいくのか
  • 社会の中での立ち回り方
  • 相手のことを考えた行動

などといったものをしっかり学べる機会を作ってあげられるようなかかわりをしています。

ですので、兄弟喧嘩においても基本的にどうしようもできないほど荒れた時以外は、親が余計な介入をせずに見守るようにしています。

自分がイライラしてしまったら負けなので、その際は鼻歌でも歌いながら自分の部屋にこもってみたり、一旦トイレに行ってみたりと気持ちを落ち着けて、客観的に兄弟喧嘩を眺めるようにしてみます。すると時には上の子が中心になってうまく喧嘩を仲裁してくれたり、いつもは負けず嫌いな子でも、自分から「ごめんね」が言えるようになったりと、子供の成長を実感できることってかなり多いんですよ。

「兄弟喧嘩は親が仲裁するもの」という固定観念を捨てて、喧嘩が始まったら一旦身を引いてみるというのもおすすめ。兄弟喧嘩で話を聞く時間も仲裁をする時間もワーママにとっては貴重な時間です。

子供が自分たちで解決をし、社会性も育つ上に、ママとして自分の時間を有効に活用できるとなれば、こんなにメリットがある方法はないと思います。

タイマーをセットする

ワーママはとにかく一日中がマルチタスク。

料理をしようと思えば、おしっこが出ておむつを替えなければならなかったり、片付けをしようと思えば子供が「ママー!」と泣きついてきたり、洗濯物を畳もうと思えば床の汚れが気になったりと、とにかく色んなことをしなければいけない状態で常にいっぱいいっぱいに・・・。

私もソファーの上に積み上げられた洗濯物も「いつか片付けよう」と思って、そのまま放置してしまうことがよくあります。でもこのようなたまった洗濯物を畳む時間って、実際にどのくらいの時間がかかると思いますか?

自分の中には「負担の大きな時間がかかる家事」だと思っていても、実際にやってみると5分や10分という短時間で済んでしまうものはたくさんあります。

例えば

  • 夜の残された食器洗い
  • 洗濯を終えた洗濯物を干す
  • 床の水拭き

など「後で時間が空いた時にやろう」と思っているようなタスクも、その場でもう一頑張りして済ませてしまえばあっという間に終わってしまうことが多いのです。

ですので、まずは一つ一つの家事にどれだけの時間をかけているのかをタイマーを使って実際に測ってみることをおすすめします。

私の家事に費やす時間

洗濯物を干す作業 10分
夜の食器洗い 15分
散らかったおもちゃの片付け 10分
洗濯物を畳む作業+しまう作業 20分
フローリングの水拭き 15分

 

このように長くても20分くらいで済んでしまう家事が多いことに気づくことが出来ました。意外にこのぐらいの短い時間ですんでしまうんですよ。

私は実際に測る前は「30分くらいはかかるかな」と思っていたんですが、実際に測ってみるとリアルな時間を把握することができ時間管理を正確に予測しながら行動することが出来るようになりました。

例えば午前中の1時間で、

「洗濯物を畳んでおもちゃを片づけて、水拭きまで仕上げて出かけよう」

というように時間管理がスムーズになってきます。

「時間がない」と漠然と思っているだけでは時間を有効に利用することができません。実際に自分の行っている仕事や家事がどれだけの時間を費やすものなのかを詳細に把握していくことが結果的に時短に繋がっていくのです。

家の中の収納場所をラベリングする

我が家では3人の子供達がそれぞれのおもちゃを好きなように出て遊ぶため、様々なおもちゃがフローリングに散らかることになります。

子供が小さいうちはそれでも仕方がないかと思っていましたが、子供が小学生ぐらいに上がってくると

「出したおもちゃぐらい自分で片付けてほしい」

と思うようになりました。

そして思いついたのが、お片付けボックスに一つ一つ中身をラベリングしていく方法です。よく片付けが得意な方がTVなどで紹介している方法です。

子供が自分でお片付けができる方法として有名なのですが、実際にやってみると子供がその場所にお片付けができるようになることで、ママの片付けの負担や散らかりっ放しのストレスが軽減できて、結果的に子供が自分で片付けている間に料理などを他のことができます。

結果的に子供自身の成長にも繋がるし、親としてもその分手が離れて楽に過ごせるというメリットがあります。

ものを減らす

ママとしてイライラする原因の一つに、物が散乱し家が片付かないことがかなり大きな割合を占めていると言えます。

つまり、家の中の物自体をなくし、スッキリ片付けやすい環境を作ればママとしての負担も無くなり、楽になるということ。

断捨離という言葉が流行っていますが、物がないお部屋ってとてもスッキリしていて綺麗ですよね。

私もあのようなお部屋に憧れて断捨離を実行しようと思ったことがあります。でも実際のところ子供が3人もいると全く物が減らないという現状を突き付けられることに・・・

育児用品や古着など「捨てたくてもまたいつか使うもの」が邪魔をする

今は使わないけど、とっておきたいものってママにはかなりありますよね。

  • 下の子にとっておく古着
  • 冬場にしか使わない季節物
  • 鯉のぼり、雛人形、兜などの節句用品
  • クリスマスツリーやハロウィングッズなどのイベントグッズ
  • 文集やお絵かき帳、写真、工作などの思い出の品

このように今は必要ないけれどいつかのために取っておきたいものって、子育て中のママにはたくさんあります。そしてこれらが片付けられないストレスに繋がっているのです。せっかく家の中を綺麗にしていても、収納場所を開いてみると、このような保存グッズが場所をとっていると結構イラッとしちゃうんですよね。

そんな時に私はダンボールに入れて送るだけの収納保管サービスを利用してみるとか想像以上にかなり便利だということがわかりました。

月額300円程度で利用できるので、コーヒー1杯分を我慢すればこのようなストレスから解放される手軽さもかなりメリットだといえます。

実際に使ってみたレビューや感想はこちらの記事からどうぞ。

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このように物が少なくなることで物を探す時間や、片付ける手間が軽減できるので育児や生活が楽になりますよ。

一緒に寝ない

実はうちの子供達、かなりのママっ子で就寝時は「必ず寝入るまで私がそばにいないと寝れない」子供達でした。

寝たと思ってそーっとベッドを離れると「ママー!」と泣き出す始末。

最初はそれでも可愛くてずっと一緒に付いていたのですが、徐々に仕事もハードになってくると時間がないし、早く寝かしつけて食器の片付けや洗濯物をしまいたいという焦りを感じるように・・・気が焦るほど子供は寝付かずイライラしてしまったりということがよくありました。

しかも添い寝をしていると疲れから自分が先に寝てしまい、翌朝起きて気分はげんなりという結果に。

こんな繰り返しで時短どころか貴重な時間を寝て過ごしてしまっているという現実をどうにかせねばいけないと思い、私はできるだけ子供の添い寝を卒業しようと思いました。

添い寝については賛否両論あるかと思いますが、既に上の長女は小学2年生。そろそろ親がいなくても1人で寝れるようにしてみてもいいのではないかと思い始めたんです。

その娘にはちゃんと言葉で伝えて、

「ママは夜やりたいことがいっぱいあるから、あなた達3人で寝るんだよ。何かあればリビングにいるからね。」

と声かけをして、お部屋を真っ暗にして出ていくことにしました。

最初は不安がっていた子供らですが、悲しんでいたのも一瞬のようで、私が入浴してお部屋に戻った30分間で3人ともぐっすりと眠っていました(笑)このように少しずつ親離れを始めていくということも、自分のための時間を作り、楽をするために重要なことだと私は思っています。

手がかからなくなるのは寂しい気もありますが、自分の時間や家事との両立のためにどうしても時間が欲しいと思う方はこのような子供と離れる時間を作ってみてもいいのではないでしょうか?

まとめ

この記事では、お金をかけずに時短につなげる方法をいくつか紹介しました。ここを読んでいて気づいた方も多いと思いますが、結果的に子供を自立させることが自分への時間を作り、自分を楽にする近道といえます。

ママとして子供とそばにいて、「一緒の時間を大事にしたい」と思う気持ちも大切ですが、それに縛られて自分の時間がなくなってイライラしてしまうのは本末転倒です。

ある程度子供の成長を実感するようになってきたら、少しずつお手伝いやできることを増やしていき、自分が楽に過ごせる方法や時短に繋げられるようにしてみてはいかがでしょうか?

参考にしてもらえたら嬉しいです。