あなたは
「子供が小学校ぐらいになったらまた仕事を探してみようかな?」
「小学校になれば育児も落ち着くから、働き始めてみようかな?」
と考えていませんか?
私自身3人の子供を抱えながら週5で仕事をしていますが、ママ友の多くは、このように小学校に上がる頃にまた仕事復帰を考えているようです。
確かに小学校に入学する前は子供にかかる時間がとても多く、子ども1人では生活ができないため親のサポートが必要になりますが、小学校に入学するくらいになるとほとんど1人でできるようになってくるので、親の手を離れていくというのもあながち間違ってはいません。
また小学校入学と同時に親ではなく、子供同士でさまざまなことをするようになっていきます。
そうなると、ママ自身にも余裕がうまれて、「仕事を始めてみよう」という気持ちになるのも不思議ではないですよね。
ただ何も知らない状況で仕事を始めてしまうと、あっという間に叩き潰されて子供もママ自身も双方が潰れてしまうという結果になってしまうのです。
それはすでに働いている私でさえ、子供が小学生になって実感したことなので、今まで仕事をしていなかった方にとってはとてつもない衝撃を受けることは間違いありません。
ではママが仕事を探すタイミングや働き始める時期はいつ頃がいいのか?
また仕事を始める上で気を付けた方がいいことや、どんなトラブルが起こりやすいのかについて、今回はお伝えしていきたいと思います。
知らないと怖い「小学1年生の壁」
あなたは「小1の壁」という言葉を知っていますか?
ワーママの中では当然のように広まっている言葉ですが、専業主婦の方だとなかなかこの言葉の意味を知っている方は少ないのではないでしょうか?
小1の壁とは小学校に上がることで生じてくる、仕事との両立に影響を及ぼす多くのトラブルということになります。
私の子供は今小学1年生ですが、この小学校に入学してからの1年間、まさしく「小1の壁」にぶち当たり、本当に様々な大変なことがありました。
詳しくは、こちらの記事にまとめていますので、参考にしてください。
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小学校に上がったら仕事を始めようと安易に考えていると、このように小一の壁というものに、あっという間に押しつぶされてしまいます。
でもこれじゃあ、
また仕事を始めたいと思ってもなかなか仕事が始められないんじゃないか・・・
と不安になってしまいますよね。
でも大丈夫。
子供が入学前でもしっかり対策を立てておけば、小1の壁にぶつかっても動じることなく、仕事を続けることもできるし、お金も稼げるし、子供のサポートにも回れるという状態を作ることができます。
そのためには
- 仕事選びと時期
- 家庭の環境を整える
- トラブル時の対応策
この3つが重要になってきます。
それぞれ詳しくお伝えして行きます。
仕事選びと時期
最初に仕事探しのコツについてお伝えします。
あなたは小学校になって落ち着いてから仕事を探そうと思っていませんか?
仕事を始める前なら入学前から
たまに小学校入学を機に4月や5月から仕事を探し始めるママさんもいるようですが、私は絶対にこの時期は避けるべきだと思っています。
その理由は子供自身が小学校に入学し、身体的にも精神的にも影響が出やすい時期だからです。
この時期にママ自身が新しい仕事に挑戦してしまうと、ママが自分のことで精一杯になってしまい、子供のサポートが不足してしまうことが考えられます。
ですので入学後の時期はママ自身が落ち着いて子供と向き合えるような状況を作っておくことが重要ですそのためには、入学前の数ヶ月前には仕事を決めて新しい仕事の環境に自分自身が慣れておくということがいいでしょう。
ママの復職はパートと正社員どちらがいい
私自身は看護師という仕事を続けていますが、看護師にも同じようにパートと正社員の区別があり、その特徴は大きく異なります。
看護師向けのサイトでその違いをお伝えしていますので、よかったら参考にしてみてください。
ママナースの産後の仕事復帰・復職にパートと派遣をオススメしない理由
この記事に書いてあるように、パートは時間的な余裕が出来るのはメリットですが、待遇や社会保険などが充実していないため、将来的にずっと働き続けるというよりは一時的にでもお金が稼げればいいと思う方におすすめです。
ずっと専業主婦をしていて、復職に対し不安が大きかったり、少しずつ職場や仕事に慣れてみたいっていうような方は、このパートやバイトで仕事を探し、週に2・3日程度のシフトからはじめてみてもいいのではないでしょうか?
しかし小学校入学をきっかけに、将来的に長く続けられるような仕事を探してみたいと思っている方は、パートは絶対におすすめしません。
職場の状況にもよりますが、正社員はかなり優遇されて、休暇はもらいやすいのですが、パートは人員が足りない時には
「今度の土曜日誰も人がいないんだよね、なんとか出られない?」
などかなりきつく上司から出勤するように責められたりとストレスを感じながら働くことも少なくありません。
正社員は法律で勤務時間が決まっていますからね。パートだと管理する方も上手く使いやすいという特徴があるんです。
その様な実態があるにもかかわらず、お給料は正社員よりも少ないとなるとなかなかパートという身分はオススメできないような気もします。
あなたが考える将来のことや仕事への意気込みなどを自分に合った働き方を探してみること言うようにしましょう。
家庭の環境を整える
どういうことかというと、あなたが仕事をするということはあなたが今している家事や育児の負担を減らさないとキャパオーバーで確実につぶれます。
ましてやワンオペ育児のようにすべて自分で家事や育児もやっていたような方だと、なおさら危険です。
つまり今やっている家事や育児を旦那さんと分担したり、他に任せられるような家庭のシステムを事前に作っておくということが重要なんです。
例えば
- 夫と家事の分担について改めて考え直す
- 時短につながるアイテムやサービスを利用する(ルンバに宅食、ヘルパーなどなど)
- いつもの保育園以外の預け先を確保
こんなかんじです。
ちなみに私の場合には上の子の学童への迎えはパパに依頼したり、パパに出来ることは掃除や買い物などの家事はお願いするようにしました。
最初はパパに頼むことに申し訳なさもあったのですが、だんだんとお願いできるようになると、自分でも余裕ができて家庭がスムーズに回るようになります。
そうなるとみんなが過ごしやすくなるので、パパも今では自分から
「今日は早いからみんなお迎えにいくよ!」
なんて言ってもらえて本当にありがたい・・・(*´▽`*)
あとは時短のアイテムやサービスについては、我が家では
- ルンバ・食洗器の活用
- 配食サービスや生協を利用
- あとは祖父母にお願い
などの工夫をしています。
ルンバ・食洗器についてはこちら
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こんなかんじで自分の家事の負担を少なくするようにあらかじめ準備をしておくといいですよ。
トラブル時の対応策
トラブル時の対応とは、
- 子どもの急な体調不良
- 子どもの精神的な不安・不登校
- 突然の招集命令(育成会や学校行事など)
- その他予期せぬ事態
のこと。
実際にうちの子も慣れない学校生活でストレスが溜まり、頭痛などの身体的な症状が繰り返し出たことがありました。
「このまま学校に行けなくなったらどうしよう・・・引きこもり⁉」
のような不安を感じたのですが、働いていると何も対応も出来ず、ただ「行っておいで!」と送り出す毎日。
また突然の体調不良で保健室から呼び出されたり、行事予定には入っていないものの、
「今週は作品展示期間なので午後4時までに見に来てください」
のようなワーママ論外の招集命令があったりします。
そうなった時にどれだけ子供のために自分の仕事を犠牲に出来るかというバランスもしっかり考えておかないといけないと実感しました。
子どもは
「ママ。見に来てくれるよね?」
とか言ってそれを楽しみにしているし・・・
このように突然の事態にも対応できるような準備などを家族で話し合い、仕事とのバランスを考えておくことが大切です。
まとめ
子供が小学校に上がったら、仕事を始めようという考えは多くのママが感じる事であり、実際に小学校に入学すると同時に多くの方がママが家庭を離れて働き始めるようになります。
それは決して悪いことではないのですが、始める仕事を始める時期などを適当に考えていると小一の壁などのトラブルに巻き込まれ、子供とともに自分が潰れてしまうことにもなりかねません。
なのでこれから仕事を探してみようと思う方は、小学校入学後には仕事に慣れているような状態が作れるような仕事、就活を始めてみてはいかがでしょうか?
ぜひ、仕事探しのコツを生かして新しい小学校入学と共に、新しい働き方を見つけてみて下さい(^^)