育児との両立

年収300万~400万のワーママの「仕事を辞める」という悩みと解決法

こんにちは、子供3人ワーママのさやみんです。

ワーママって子育てと仕事と家庭との両立でずっと悩み続けてると言っても過言ではありません。

もちろん自分で仕事という道を選んだのですが、それが本当に正しいのか毎日のように考えることってあるんですよね。

私は独身時代からの仕事を一度も辞めずに3人の子供を育ててきましたが、それでも今余裕がなくなりすぎて仕事というものに対して改めて向き合って考えたいと思っています。

ワーママのジレンマ

なぜワーママはこのように仕事・育児・家庭と悩みながらも働き続けるのでしょうか?

中には仕事にプライドを持って「この先もずっとキャリアを積んで行きたい」という夢を叶えるために努力し続けている素晴らしいワーママもたくさんいます。

だけど、私はそんなワーママではないんです。

働く最大の理由は子供のお金のため

もちろん今までずっと働き続けてきたキャリアも大切ではありますが、子供のためだったらキャリアなんか捨てても惜しくないと思います。

しかし、何よりも今ここで辞めてしまうとずっと安定してきた収入家庭の経済状況が大きく変わることで、家庭へのダメージが大きいと考えているため、なかなか今の仕事を減らしたりやめようと思ってもできないのが現状です。

ここを読んでいるあなたも、もしかしたら子供や自分のための時間をもっと欲しいと思いながらも、今の仕事をどうにも変えることができないと悩んでいませんか?

私もそのような悩む期間が長くありましたが、令和になり、今年自分の働き方改革を実践しようと思っています。

キャリアを捨ててでも子育てを選びたい時がある

冒頭でお話ししたように、何よりもキャリアが大事で自分の人生の中で仕事を優先したいと思えるワーママはかっこいいし、憧れるけれど、私の生き方とはちょっと違います。

子供が産まれて子供の愛しさや成長をずっとそばで見ていたいと思いながらも、子供のために働かないと子供の将来が心配という不安からずっと働き続けているタイプの私のように悩んでいるママさん。

このようなワーママは特に仕事に未練はないものの、「仕事を辞める・減らす」ということに特に大きな抵抗を抱いているのが現実です。

年収300から400万のはママのリアルな想い

たとえば自分が年収500万円以上の高収入があれば、キャリアを重要視して子供がいても仕事を捨てずに頑張ろうってきっと思います。

でも実際のところ、自分の収入ランクは300万円から400万円というかなり中途半端な位置・・・

一般的なパートの主婦よりは稼いではいるけれど、かといってキャリアや収入に自信が持てるほどの位置にいるわけでもない。

こういう立場の人こそ、子育てと仕事のバランスで一番悩みやすいと言えます。

このぐらいの年収って、他にも仕事を探せばあるかもしれないし、子育てのためなら仕事を辞めてもいいかなと思いやすい年収なんですよね?

でもいざ仕事を見つけるとなるとなかなか、本当に転職ができるのか・仕事を辞めてやっていけるのかと不安になってしまう・・・

このようにワーママの年収もジレンマに陥りやすい理由のひとつとして挙げられるのです。

仕事を辞める覚悟

私は今年自分の働き方改革を実践しようと思っていますが、実はまだしっかり決断は出来ておらず、心の中で8割がた決まった段階です。

しかし、その決断をするまでにはここ1・2年ほどずっとこのジレンマで悩み続け、安心して辞められるような下積みをしてきたつもりです。

今回は私のように育児と子育てと家庭で悩むわがままのために仕事を辞める・減らすと思ったときにできることをいくつか紹介してみたいと思います。

ワーママが仕事辞めることが出来ない理由

ではワーママが仕事を辞めたいと思っても辞められない理由を書いてみます。

お金がなくなること

まずは何よりこれですよね。

収入が多ければ多いほど、家庭への影響も大きくなります。私自身も毎月手取りで20万ほどの収入を生活費として家計に入れているので、それが無くなることへの不安が最も大きな理由になります。

キャリアが長ければ長いほど、昇給によって収入も増えているワーママも多く、せっかくここまで上がったお給料を手放すのも嫌だなと思う人も少なくありません。

家計の経済的事情

収入が減ることと同義ですが、家計のやりくりに関しても大きな不安が残ります。

我が家もワーママとしての収入ありきで考えているので、仕事を辞めて収入が減ってしまったら生活費が赤字になります。

かといって家計をさらに締めすぎてしまうと、家族の住みやすさや快適さを損なう原因にも・・・

生活レベルを落とすことなく、今の職場を移動出来たらいいなと思いますよね。

家族の理解

自分は仕事を辞めたり減らしたりして、子供との時間を優先したいと思っていても、なかなか周囲がその気持ちを理解してくれないこともあります。

我が家の場合は幸いにも夫は理解を示してくれていますが、同僚のママに聞くと「絶対に今の仕事辞めてもらったら困る」と言われているそうです。

周囲からしても、ワーママのキャリアや収入への期待が大きく、そこが無くなってしまう不安を感じることも多いのです。同じ家族内ならなおさらです。

次の仕事への不安

もちろん今の職場を辞めたからと言って専業になろうなんて考えてはいません。

収入がゼロになってしまうリスクだけは避けたいと思っています。でも「同じような収入レベルで、もっと働きやすい環境があったらいいな」こう思っているだけなんですよね。

例えば

  • 定時で必ず帰れれたらいいな
  • もっと負担の軽い仕事がいい
  • 少し収入減らしてでも時給の良いパート勤務にしてみよっかな

とか・・・

頭の中で考える次の仕事のイメージを具体的に決めている人も少なくないはず。

でもちゃんと続けられるか?また子育てとの両立で問題を抱えないか?家庭が苦しくならないか?こんな心配が尽きないから、仕事を辞めることもできないんです。

職場の雰囲気

今まで長年いた職場だとなおさら、そこで人間関係を築いてきたからこそ辞めにくい雰囲気があります。

特に周囲から信頼・期待されているような方ですと、どうしても周囲の期待を裏切るよな気持ちになってしまうんですよね?

「来年も頼むよ!」

「〇〇さんがいたから、こんなに良くなったよ!」

このような言葉、一つ一つが嬉しくて今まで頑張ってきましたが、子育てとの両立を考えると、どうしても職場を裏切るような気がして、仕事を辞めづらいと思ってしまいます。

保育園の届出

事務的な点では保活も理由になります。

一生懸命保活をして、やっとつかんだ入園という資格。しかし退職などをすれば、保育園から退園を強制されるかも・・・かといって、ずっと職場をだますわけにはいかないので、子供の保育園を上手く利用しながら、仕事を辞めたり変えることが出来る方法を考えています。

自分のプライド

ワーママって自分が仕事と生活を両立できていることに少なからずプライドがあるんですよね。

そんな自分から仕事をなくしてしまうと頑張ってきた自分が認められないと感じたり、専業主婦になってしまうことがとても恐怖に感じることも。

今まで積み上げてきたキャリアは、自分の一部でもあるので、それがなくなることって本当に怖いと思います。

そして世間からも、ワーママは「頑張ってる女性」というイメージが強く、そこから抜け出すことが客観的に見た自分の姿を想像してしまい、抵抗があるという方も多いのではないでしょうか?

だからこそ、「頑張り続けなければいけない」っていう気持ちと「子供の為にもっと仕事をセーブしたい」という気持ちのジレンマでゆれ動くはママはとっても多いのです。

ワーママが子育てとのジレンマで悩んだ時の対応

それでは、これらの課題を少しでも解決するための方法をいくつか紹介してみます。

自分がブレないようにする

実は私はまだまだブレブレの状態です(笑)

仕事が「楽しい」「もっと頑張ろう」と思う日もあれば、子供の体調不良や日々の子育てでイライラしたりすると「もう仕事なんて辞めたい」と衝動的に思うこともあります。

いっそのこと専業主婦でずっと家にいられたらもっと子供の事だって関わってあげられるのにと理想論ばかりを求めている時もあります。

このように自分がブレてしまうと、職場でも家庭でもとにかく雰囲気が悪くなってしまって、何もかもうまくいかない負のループに陥りやすいと言えます。

なので自分がどう生きたいのかを明確にしておくことが大切です。

使えるサービスをとことん使いこなす

とにかく自分がいっぱいいっぱいでイライラしたり、余裕がないなぁと感じた時にはお金を稼いでいる分、家事代行サービスや便利な家電を使ったりと、とにかく自分への負担をなくす工夫をしましょう。

あなたは何もかも自分で抱え込んでいませんか?

「わざわざお金をかけてサービスを使うのもったいないし・・・」とか「お金は大事!貯めなくちゃ」と必死になって自分を駆使しすぎていませんか?

それであなた自身がやられてしまうと、子供にも家庭にも悪影響となります。家庭はママ中心に回っています。だからこそママが笑顔で居続けられるような有意義なサービスは、積極的に取り入れていきましょう。

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何のためにお金を稼いでいるのか?

それは将来の子供のためや生活費のためかもしれませんが、それは自分の身体ありきのお話。まずは自分がリフレッシュして前向きな気持ちで子供や家庭に向き合えるように工夫してみましょう。

人を使いこなす

ここで言う人とはパートナーである夫やママ友、自分の両親、さらには夫の両親などありとあらゆる周りにいる人々のことを指します。

人にたかってばかりで子供を放置するようなママにはなってはいけませんが、良識ある範囲で、上手に人に物事を頼めて、そして社会人として適切にお礼などができることも重要です。

ワーママって「自分で頑張らなきゃ!」という責任感が強く、なかなか人に依存して頼ることが苦手な人も少なくありません。

さらに言うと、人に頼むより自分でやった方が早いし楽だからという理由で、何でも自分で処理しすぎてしまう人も多いです。

でも、あなたというキャパはあなたしかいない。

そこに詰め込みすぎて、自分が壊れるぐらいなら最初から上手く人を使うようにしましょう。

仕事に慣れているのだから、人を使いこなすのは上手くできるはず。旦那もイライラはするけれど、会社の1人だと思えばどのように接したらいいのかも分かってくると思います。

私は自分の両親ならず、旦那の親も甘えまくって一緒に生活をしています(笑)嫁姑関係攻略法についての記事も書いてます。

人に頼ることはかっこ悪くないし、うまく人を頼ることで、さらに子育てや家事などの良い循環が出来てバランスが取れるようになってきます。今まで全く使ったことが関わったことがないような立場の人でも、これから新しい視点で、育児などちょっとずつお願いをしていくことでいい関係が築きあげることも可能になります。

仕事のバランスを考える

さまざまなサービスや人を駆使して、自分の負担を軽減する努力をしてみても、やっぱり子育てへの時間がとれなう場合には仕事を見直してみるということが必要にです。

その方法としては、

  1. 仕事自体を少なくする
  2. 仕事をキッパリやめる
  3. ほかの働きやすい仕事を変える

の3つの方法があります。

仕事を変えることで一番ネックだった仕事の負担を少なくしてより、子育てに重点を置いた生活をすることが可能になります。しかし上記にも書いた通り、仕事を減らすということは、今までのキャリアや収入に影響があるため慎重に行うことが必要です。

さらに仕事のバランスを変えると家庭への影響も少なからずあるので、失敗しないためにも少しずつ退職や転職へのコツを学んでいきましょう。

まとめ

ワーママにとって仕事と子育て家庭との両立は本当に大きな悩みです。

私も以前は仕事1本で頑張っている自分はかっこいいと自負していたこともありましたか、子供の成長や身体の変化、さらには家族環境が変化することでより子育てへの思いが強くなってきました。

そしてある時、自分は仕事よりも子育てを優先したい、そしてやるなら今しかないと思う時が来ました。

もしかしたら、あなたもこのようなジレンマを抱えて、本当は子育て優先で行きたいのになかなかできないという悩みを抱えてはいませんか?

可愛くてずっと抱っこしていられるような子育てが楽しめるのは本当に限定された時期のみです。

子供が大きくなってから反省したり、やり直そうと思っても時は既に遅しです。

今この時しかない子供の成長をそばで見守りたいと思ったら、なるべく早く行動に移してみることが重要です。