ワーママってすごく頑張っているし、育児と仕事の両立は想像以上に大変ですよね?
でもワーママが時短勤務をしていると、「周りからの評判が良くない」という評価があるのも事実なんです。
面と向かって嫌味を言われることは少なくても、休憩室や自分がいないところで時短勤務をしているために評判が悪くなったり、子育て中のママに対して差別的な発言をされてしまうようなことは実際にはよくあるのです。
今回は時短勤務が「周囲からどのように思われているのか」についてと、あなたが時短勤務をする際にどのようにしたら嫌われずに周囲とうまくやっていけるかについてお伝えしたいと思います。
ワーママの時短勤務が嫌われる理由
時短勤務はフルタイムに比べ、嫌われ易いという傾向があります。
私も3人の子供のうち2人は時短勤務(1人はフルタイム)で復帰をしているため、どうしてもこのような現状を目の当たりにして自分はダメなんだと落ち込むことが多々ありました。
では、なぜワーママが時短勤務をすると嫌われてしまうのでしょうか?
仕事を残して早く帰るのが当たり前
時短勤務では、1時間や2時間免除といった勤務時間を短くすることで、定時よりも早く上がれることがメリットですよね?
もちろんそれは自分で子育てのために選んだ道ではありますが、周囲のスタッフからすればそんなの関係ない話。
たとえ早く上がるとしても、自分に与えられた仕事を全てこなして退勤してもらえればいいのですが、なかなか仕事に関してはそんなに都合よく回らないのが現状ですよね。
午後になって急な仕事を振られて、その仕事が間に合わなかったり、突然のトラブルで対処が間に合わず結局誰かにお願いして帰ることって実際にはたくさんあります。
それを中途半端にしたまま、時間になったからと言ってそそくさと、「お疲れ様でした~」と帰る姿勢が周囲に嫌われてしまうのです。
そんなこと言っても子育てをしている以上、早く帰らざるを得ないのは仕方がない・・・
会社側としても時短勤務を承認している以上、無理に残業させたりということはできません。
だからこそ、周囲の同僚やスタッフは自分だけ都合よく帰るワーママ本人とそれを何も言わない会社側との間でストレスや葛藤がたまり、時短勤務をするワーママを憎むという傾向にあるのです。
子育ての話ばっかりで周囲のスタッフへの気遣いがない
特に初めての子育てを経験しているワーママによくありがちなのが、自分の子育ての話で浮かれすぎて周囲への気遣いや空気を読むことができていないケース。
同じ子持ちのママ同士で、子供の事を一生懸命話していて、周囲のシングルや子供がいない方に対しての配慮が欠けてしまうことはありませんか?
このような状態では、周囲のスタッフも「何しに仕事に来てるんだ」という感じでイラッとくるのも当然だと思います。
実際にこのように自分の子供や家庭のことを職場でアピールして周囲の空気が読めないワーママは少なくありません。もしあなたも心当たりがある場合には、今すぐに態度を改め、職場は仕事をする場所とよく言い聞かせて働くようにしましょう。
ワーママが時短勤務でも嫌われないようにするための3つの方法
このように時短勤務をするワーママが嫌われやすい理由はよく分かったかと思いますが、では実際にはママとして仕事をする上で、嫌われずに上手く生き抜く方法を3つ紹介していきたいと思います。
常に感謝の態度と言葉を忘れない
ワーママって、周囲への気遣いや感謝の気持ちが必要だってことは、もう自分の中で十分わかってるんですよね。
でも自分では出来ていると思っても、実際に周囲からするとそれができていない人が非常に多いんです。
「周囲へ迷惑かけないようにしている」「できるだけ感謝の言葉を言うようにしている」と思っていても、実際にそれが相手に伝わらなければ全く意味がないのです。
重要なのはいつ伝えるかというタイミング。
子供の行事や急な体調不良で仕事を休んだりした場合には、そ必ず仕事をフォローしてくれた全員のスタッフに出勤直後に伝えること。
ここが「忙しいから後でいいや」などと数時間でも遅れることで、周囲のスタッフの感じ方が変わるということをしっかり自覚しましょう。
そして更に気遣いができる女性になるためには、そこに一つプチギフトのようなものを一緒に添えて渡すのも効果的。
しかし、このような方法は苦手な人もいるため、職場の雰囲気やスタッフの性格などを考慮して上手く対応していきましょう。
残業を残さないように徹底的に時間管理
ワーママが一番迷惑に感じられてしまうのが、残った仕事を回された時です。
周囲のスタッフからしてみれば、自分のペースで進めていたのに、他の時短で帰るママの分の仕事も一緒に負担をさせられたらいい気はしませんよね?
最低限、自分に与えられた仕事は時間内に終わらせるという姿勢が何よりが重要です。
実際にこの気持ちがあるかないかで、周囲からのあなたの印象はぐっと変わってきます。「とりあえず時間だけいればいい」「残った仕事は他の人にやってもらえばいい」と感じていると、必ずその態度は他のスタッフにも伝わっています。
あなたもそんな風に思っている方のお手伝いなんかしたくないんですよね?
たとえその仕事がやり終わらなくても、ひたすら時間内に終わらせようと必死に頑張っている姿を見れば、他のスタッフだってあなたを助けてあげようと必然的に思うはずです。
このように『自分に与えられた仕事を定時までに必ず終わらせる』という意気込みを持つかどうかということが重要なのです。
職場で子どもや家庭の話を出来るだけしない
ワーママにとってこれは結構ストレスな対処法でもあります。だってワーママのストレス発散の場所って職場ですよね?
子育てや家体で抱え込んだストレスを仕事に行って、同じ境遇のママと話したり悩みを相談することでかなり気持ちが楽になるという気持ち、私もよーくわかります。
しかしそれがいき過ぎてしまうと周囲のスタッフからは嫌がられたり、あなたのことを不快に思うことも。
誰だって他人の子供の話や家庭の話はよっぽど面白い話ではない限り興味はないもの。他のスタッフが大勢いる場所で自分の子供や家庭の話は出来るだけしないことがワーママが上手く生き抜くコツと言えます。
あまりプライベートを職場で公表しすぎると、個人情報ダダ洩れになってしまいますしね・・・
それでもママ同士で子供の事や家庭のことをお喋りしたいというのであれば、また別枠で休憩中や別の場所で仲の良い同僚同士で過ごしたり、休日にママ友ランチをするなどの別の方法を考えましょう。
とにかく仕事は職場では『仕事を第1に考える』というスタンスを貫くことが何よりも大切です。
まとめ
今時短勤務を選んだワーママが嫌われやすいという内容をお伝えしました。
その理由はここで挙げた通り、仕事への熱意が足りなかったり、自分の子供などの話で仕事そっちのけになってしまったりするワーママが多いという傾向があるためです。
職場で好かれるワーママになるためには、自分を主張し過ぎるのではなく、周囲のスタッフへの配慮を考え、仕事中はとにかく自分の仕事をやりきるために真剣に取り組む姿勢を見せていきましょう。