今回はちょっと愚痴も入った記事になりそうです。
ウチの長女、5歳は水が大嫌いです。お風呂も毎日、悲鳴を上げながらシャンプーをしています。
保育園でももちろんプールがあるのですが、今まではほぼ強制的に先生に入れられていたと思います。ところが、悪知恵の働く5歳になり、
仮病を使うという作戦を使ってきました。
5歳娘の初めての仮病
「ママ、なんかおなかがいたい。」
最初は信じ、先生にプールは休ませてもらうよう伝えました。しかし、翌日も朝からギャーギャー騒いでいたのに、突然スイッチオフになり、またあの言葉が…
「おなかがきもちわるいかんじがする」
さすがに私も馬鹿じゃないので、変だなと気づきました。
でも気づいたところで、娘の仮病という作戦にどう反撃していいのかわからず、戸惑いました。とりあえず、「わかった。先生にも伝えるね。」とやんわりその場を収めて、保育園の先生のもとへ。
「先生、○○がこんなことを言っているのですが、プールの時ってどんな様子ですか?」
と本人に聞こえないように相談すると、毎回プールの端っこに一人座って見ていることが多い、と。
浅いプールなら友達と遊べるが、深い方は入りたがらず、先生も無理強いはしていないとのこと。
朝のエピソードを伝えたら、先生も娘にそれとなく話してくれるとのことでした。
スイミング経験も無駄だった
水が怖いことは十分承知していたし、スイミングで慣れさせようと、体験に行ったこともあるのです。
そのときは、この世の終わりかというくらい泣き叫んで、親として
「泳げないくらいで、生きていけないことはない。そんなに嫌なら、泳げない娘のままでいい。」
と私の中で終止符をって、水泳という言葉は頭から消去しました。
でも、仮病まで使うようになっては話が違います。嘘をついて、嫌なものから逃げるということをしてほしくはありません。
結局その日は、先生が浅い方のプールに誘ってくれて一緒に入れたとのこと。本人も深いプールが怖くて嫌だと話したそうです。
帰ってきて、それとなく娘に聞いたら、「今日は入ったよ~」なんて軽く言っていたので安心したのですが、この水嫌いを克服させるべきか、もやもやな気持ちがその日から続くことになったのでした。
夏休み中に娘が突然言い出したこと
そのまま、夏休みに突入し、親としては、浮き輪で入れるプールにでも連れていって水に慣らそうかと考えていました。
そんなある日、突然娘が急に
「○○ね、泳げるようになってみたい」
と言いだしました。
え!?ときょとんとする私。
「どうしたの!?あんなに嫌がってたじゃん。」
と思ったまま、口に出してしまいました。
「だって○○だけ、泳げないのやなんだもん。」
娘のクラスの子は結構スイミングに通っていて、25mを泳げてしまう子もチラホラ。
娘と同じように水が怖い子は、2.3人しかいないらしのです。
娘としては、泳げないのが悔しくて、自分も泳げるようになりたいとのこと。
そんなことを自分から言うなんて信じられない気持ちでいっぱいでした。
スイミング夏期講習に挑戦
そこで、私は近所のスイミングスクールで行われる夏期講習(水泳教室)を調べました。
ざっくり内容を書くと
- 4日間連続(午前中に1時間)
- 水泳未経験の子がほとんど
- スクールに入っても入らなくても自由
- 泳力ごとにクラス分けしてあるため同じレベルの子と一緒
という感じでした。
娘に内容を説明し、「やってみる!?」と聞くと
『うん!!4回なら出来る!!』
と嬉しそうに答えました。
水泳教室決定です\(‘ω`)」
4日間でどのくらい出来るようになったのか
結果から書くと、
『顔もつけられなかった状態』
↓↓ ↓↓
『目を開けたまま、先生と一緒に頭まで潜ることができる』
ようになりました。
娘としてはかなりの成長です。
でも、それをイヤイヤやらされたのか、自らすすんで出来るようになったのかも重要です。
それは、
『楽しみながら出来るようになった』
といえます。今では毎晩お風呂で嬉しそうに「みてみてー!!」と潜ってみせてくれるようになりました。
やっぱりプロに任せた方がよかった
うちの娘の場合、水泳教室に通わせて本当に良かったと思いました。
指導してくださる先生も、そのクラスのレベルに応じた指導をしてくれました。
当たり前ですが、水が苦手な子に対して厳しくしたら余計に嫌になってしまいます。いかに楽しませながら、慣れさせていくかがやっぱりプロに指導だと感じました。
教室に行く前は、自分(親)がプールに連れて行って、少しずつ教えてあげようなんて考えていたのですが、水泳教室の指導をみて、
『あんなにゆっくり教えてあげるのは無理だな。』
と感じました。
教室の指導はただ口から息を吐くだけの事を10回くらい繰り返しているのです。
面倒くさがりの私なら、さっさと潜らせてしまうと思います(笑)そしたら娘は余計に嫌になっていたかもしれません。
やっぱり子どもへの指導は、苦手なものについては特に、プロにお任せすることをおすすめします。
習い事はタイミングが肝心
習い事を始めるなら、タイミングが肝心です。その子のやる気を十分に引き出せる環境を整え、親が無理強いすることのないようにしましょう。そして、実際に習い事をするのは子供自身です。親はいかに早く上達するかを考えてしまいがちですが、その子のペースで長く続けられることを目標に、長い目で応援していけるようにしましょう。
その後・・・
4日間の水泳教室を終え、どうだったか聞いてみると
「楽しかった!!」
と言っていました。
私としてはこのまま意欲が低下しないうちに、水泳を継続出来たらいいと思っています。そして、「もう少し続けてみる?」と聞くと
「いいよ~」
との返事が!!!
そしてスクールも継続となったのですが、またいろいろと問題が発生する結果に・・・
また後日書かせてもらいます。読んでいただきありがとうございました(^^♪