うちの子は、風邪をひく度に(詳しく言うと風邪をひく前)ゼーゼーヒューヒューといった喘鳴が出て、そしてそれが必ずといっていいほど、夜間に起こるため、いつも夜間診療などに駆け込んで、ステロイドの吸入をしてもらっていました。
それでほとんどはよくなるのですが、たまに自宅に帰ってきてからも、また喘鳴が出て、昼間小児科に行ってまた吸入、そして帰宅、さらに夕方喘鳴・・・という悪循環に陥ったこともあります。
正直に言うと、子供より私の方がヘトヘトになりました。
そして、ずっと心の中で思う疑問
『うちの子喘息なのでは・・・!?』
かかりつけの医師にも相談したところ、
「風邪をひく度に喘鳴が出やすい子もいるし、その中に本当の喘息の子がいるのも事実。それは、経過や頻度を見ながら、もっと大きくなったら検査もして判断するしかない。」
といわれ、つまりは
小児喘息っぽいけど、まだ診断出来ないよ
と言われたのでした。
喘息の診断は同じ医師に継続的に見てもらうことが重要
喘息は様々な検査をし、総合的な判断の元に医師が診断をします。
詳しいガイドラインはこちらに載っています。
小児気管支喘息治療・管理ガイドライン ハンドブック2013 ダイジェスト版
つまり、うちの子のように具合が悪くなって駆け込んだ病院では、たった1回きりの診察で喘息とは診断が出来ないのです。
本当に見てほしいかかりつけの病院は、夜間や休日にはやっていないため、肝心の発作時を見てもらうことが出来ず、夜間発作が出た時は、当番医や夜間救急での対応をと言われていました。
ですがその『喘息かもしれない』という、初見の医師に何度も言われた言葉に私はかなり悩まされたのです。
年齢も上がれば、発作時の吸入は自分で出来る
ここで話している息子は現在2歳で、喘息発作時の定番の携帯噴霧器(オルベスコなど)は難しくて、効果的な吸入が出来ません。
しかし、上の子5歳は喘息で喘鳴が出ると自ら、オルベスコで吸入することが出来ています。
そのくらい(4.5歳程度)なら、発作時も携帯噴霧器で対応出来るのですが、乳幼児ではどうしてもネブライザーでの対応になってしまいます。
私はこのネブライザーでの吸入は病院でしてもらうしかないと思い込んでいたのですが、ある病院に駆け込んだ時に、とても感動的な提案をされたのでした。
吸入は自宅でも出来る!!夜に具合が悪くなる子はネブライザーを置いておこう!!
いつものように夜間の喘鳴があり、かかりつけ以外の病院で見てもらい、これまた定番の質問をしました。
「また具合が悪くなったら、吸入しにくるんですよね~(´-`)」
いつもは
「うん、まだ小さいからねー。」
なんて返されておしまいだったのですが、その先生は
『あれ、吸入器持ってないの!?じゃ看護師さん貸してあげてー!!』
と言うではありませんか!!!!
えっ!?何!?家で出来るの!?貸してくれるの!?!?
(*º ロ º *)!!
とかなりビックリしました。
後になって分かったのですが、このように吸入器を貸出してくれることは、アレルギー科のあるような専門病院では結構よくあるらしいのです。
これで私は本当に救われました。
夜に具合が悪くなっても自分で対応できる安心感
ネブライザーが家にあることで、喘鳴が出ても、当番医を調べたり、受診に連れていくストレスがなくなり、子供も苦しい思いを長時間しなくてもすむようになり、親子共々余裕を持って過ごせるようになりました。
本音をいえばもっと早くに家で吸入が出来ると知りたかった・・・
知らずに吸入の度に受診しているママさんに教えたい
私のように、発作のたびに小さい子供を連れて受診を繰り返しているママさんがいたら、この記事を見て、もっと楽な方法があることを知って欲しいと思います。
ぜひ自宅近くのアレルギー科の小児科をしらべて見てください。
吸入器(ネブライザー)を貸出している病院があったら、ぜひ貸してもらいましょう。
操作など難しいんじゃと思うかもしれませんが、看護師さんが丁寧に説明してくれて、簡単に扱うことが出来ますよ。
便利すぎたので、ウチは購入しました!!
ネブライザーが家にあると、本当に助かったので、私は借りるのではなく、購入して置いておく事にしました。
こちらは型も病院と同じものです。なんと困ったときに相談も出来るので安心です。
病院から借りてみて、使いやすかったり、ストレスが軽減されるようなら、購入してしまうのもおすすめです。
まとめ
私はネブライザーを自宅に置いておく事で、不安やストレスから解放され、本当に余裕を持って生活が出来るようになりました。
子供が急に体調が悪くなっても、自分で対処出来るという安心感があります。
もしお子さんがうちの子のように、喘息かもしれないという状況で、頻回に受診・吸入を繰り返しているようなら、ネブライザーを借用または購入することをお勧めします。
喘息を誘発するダニやハウスダストは自宅では退治することはできません!!気になるようならクリーニングを↓
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後日談
その後ここで書かせてもらった2番目の子は、なんと2歳の冬に喘息発作で入院となりました。
喘息の管理は落ち着いていても気が抜けないと感じた出来事でしたので、ぜひ参考にしてみて下さい↓
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